ペット霊園の需要はかなり高まっているようです。

今から6年半前に実家の愛犬が老衰のため亡くなりました。

ペットが亡くなると一般的には市のごみ処理施設に持って行って処理してもらい、併設されている専用の火葬場を利用して慰霊碑の中に遺骨を納めてもらうということを聞いていたのですが、愛犬は15年半自宅内で一緒に生活していて家族同然であったことからせめてペット専用の霊園に遺骨を納めたいということを家族が希望していました。

そのようなことから市内では数少ないペット霊園に依頼して遺骨を預けることにしました。ペット霊園では顧客の希望に応じて納骨堂で遺骨を預かったり、あるいは外に専用の墓地を建てるなどさまざまなものを用意しています。

しかし預けるにもお金を多くかけられないことから、霊園の中では最も安い合同の慰霊碑の中に納骨することにしました。

合同慰霊碑への納骨は月1回程度行われていて納骨の前には合同で納骨式をペット霊園内で行い、そこで僧侶による読経を行ってもらうという本格的なものとなっていました。その時の参列者は私たちを含めて20人ほどおり、ペットがいかに家族として大事にされているかということがわかりました。

また納骨式を行った納骨堂や合同慰霊碑の隣にある専用墓地には多くの遺骨が納められていて、ペット霊園の需要は高まっていると感じました。

納骨後そのペット霊園には定期的にお参りに行っていますが、市の合同慰霊碑の中に納めると慰霊碑の立地によってはお参りしづらいこともあるため専用のペット霊園に納めた方がよかったのではと思っています。