鍵穴にヘアピンはダメ

今から10数年ほど前の出来事です。当時私は姉と2人暮らしをしており、たまに2人で月に一回ほど実家に帰っていました。ちなみに実家は家から車で1時間半ほどかかるところにあります。ある時いつものように姉と実家に帰り食事をし、夜9時頃に実家を出て自宅に着いたのは11時半頃でした。でもその時になんと家の鍵を実家に置いて来てしまったことに気づきました。時間も遅いし取りに帰ってまた帰って来るとなると午前2時半ころになってしまいます。それで最初はどこか開いているところがないか、窓などチェックしたのですがどこも開いておらず、当時の私は考え、『お、ヘアピンがある!そういえばテレビドラマとかでヘアピン使って鍵開けたりしてるよなぁ』と思って、テレビの真似をして伸ばしたヘアピンを鍵穴に差し込んでみました。ところが鍵が開くどころか今度はそれが抜けなくなってしまい、どうにもならない状態になってしまいました。最終的には仕方なく実家に電話をかけ両親に1時間半かけて鍵とヘアピンを引き抜くためのペンチを持って来てもらいました。遅い時間にも関わらず文句を言わず駆けつけてくれた両親に本当に感謝しました。こんなことならすぐに電話していればよかったです。 また、この鍵事件でわかったのはテレビドラマのようにヘアピンで鍵は開かないし、無理やりねじ込むと今度は抜けなくなるので余計面倒だということです。もし鍵を忘れてももう二度とヘアピンは使いません。

鍵屋 北九州