実家のペットをペット霊園に埋葬しました。

私の実家の犬は今から7年前に亡くなりました。15年間室内で飼っていて家族同然の存在でした。そのため市の清掃センターで火葬してもらうのではなく私営のペット火葬場でしてもらおうという話に以前からなっていました。地方都市在住ですが市内には1件だけそのようなペット火葬場がありました。そしてその火葬場はペット霊園も併設しているということで火葬したらその後は埋葬も可能ということを説明されました。霊園の利用はタイプが3つあり、1つ目は室内の納骨堂で預けるというもの、2つ目は外に個々の墓を建てるというもの、3つ目は合同墓地に埋葬するというものでした。

ペットといっても納骨堂や個々の墓は高額なものとなっていたことから、実家の家族は合同墓地に埋葬することを決めました。合同墓地への埋葬は毎月2回ほど、合同で法要をしたうえで行います。当日は私たち家族以外にも20組近い家族がいました。ペットの法要といっても決して人間の真似事ではなく、きちんと僧侶を呼んで読経をしてもらうという本格的なものでした。法要終了後には合同墓地に埋葬をするのですが、この墓地は基本24時間開放されていていつでもお参りができるということになっています。

このようなペット霊園は地方都市でも増えていますが、地域によってはそのような場所が存在せず遠方からわざわざ埋葬しに来ている人もいました。ペット霊園は地域によって数多くあるところもあれば全くないというところもあり、ペットが実際亡くなってから探していては間に合わないこともあります。なのでペットの寿命が近づいてきたと思ったらペットの終活として前もってペット霊園については調べておくべきだと思います。