古いクルマの鍵

“3年程前、オークションで昭和48年式のホンダの軽自動車を落札しました。
車両には登録するための書類と鍵は付いていましたが、要レストアの不動車でした。

配送業車にクルマを自宅まで運んでもらい、書類と鍵を受け取りました。
車体は予想どおりボロボロで、いたるところ錆びだらけでした。
まぁ、予想はしていましたが・・・

とりあえず、運転席のドアを開けようと、もらった鍵を鍵穴に差し込んでみたのですが、ロックは解除できませんでした。
後ろのドアのロックが開いていたので、後ろから乗り込み、運転席のロックを解除。
運転席に乗り込み、エンジンを掛けるキーシリンダーに例のもらった鍵を差し込むものの、鍵は全く回らずじまい。
どうやらこの鍵はこのクルマとは全く関係のない鍵だったようです。

仕方なく、オークションでこのクルマ用のエンジンを掛けるキーシリンダーを鍵付きで落札。
商品到着後、部品を交換してエンジンの方のキーシリンダーは回るようになりましたが、あとは運転席のドアロック。

もうここはプロに任せるしかないと思い、地元の鍵屋さんに問題解決を依頼しました。
すると、オークションで落札した鍵で、運転席のロックも解除できるように作業を進めてくれて
翌日には、完成した鍵を届けてくれました。なんでも、古いクルマは細工が簡単なのだそうです。

これで最初の壁であった、鍵の問題は解決しました。
その後ずっと、空いた時間を見つけては、少しづつレストア作業は続いています。
路上復帰は、いつの日になることやら・・・”